2011年03月04日
網入りガラスは強い?弱い?
今日も寒い一日でした。
明日明後日と暖かくなりそうですが、来週はまた寒気が到来するようです・・・。
本日は熊本市内のとある会社事務所へのフィルム工事でした。
防犯効果に加え、出窓などの台風対策としても有効です。
また、しっかりと紫外線をカットして、室内日焼けを防ぎます。
一枚のフィルムで快適性を向上させ、安心と安全を得ることが出来ます。
さて、写真には「網入りガラス」が写ってますが、
「網入りガラスは強くて割れにくく防犯効果もある」
と、思っている方がたくさんおられます。
「網入りガラス」とは、火事の際、窓ガラスが割れ落ちて火が燃え広がるのを防ぐために、
消防法や建築基準法により、防火地域や準防火地域などで設置が義務づけられている窓ガラスです。
割れたガラスの飛散を防ぐために鉄線が入っているだけで、
鉄線が入ってる分、逆に同じ厚みの透明ガラスに比べて強度が落ちます。
使用状況によっては、鉄線が錆びてしまい「サビ割れ」という現象が起きます。
また、ガラス切断時に中の鉄線を引きちぎるため、ガラスの切断面にも傷がつきやすく、
切断面の強度は普通のガラスの約半分ほどで、「熱割れ」しやすいガラスです。
「熱割れ」についてはまた今度。
結論としては、
「網入りガラス」は防犯効果はなく、ガラスの飛散防止を目的に作られた、強度的には弱いガラスです。
泥棒にとってはガラスを割る音が小さく、侵入するにはむしろ好都合なガラスと言えます。
窓ガラス用フィルム専門店「シンプロテック」ホームページ
フィルムは、世界NO,1シェア高品質高性能フィルム「LLumar(ルーマー)」を採用しています。
Posted by シンプロテック at 22:04│Comments(0)
│シンプロテック
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