2011年04月01日
誤解を生じる「赤外線カット率」とは?
時々お客様に聞かれます。
「暑さ対策で窓にフィルムを貼りたいけど、赤外線カット率は何パーセント?」
『弊社では赤外線カット率という言葉は使っておりません・・・日射熱除去率は・・・』
おそらく、他社ホームページをご覧になった後に、弊社へお問い合わせを頂いたのだと思います。
「赤外線を93%カット!」
「赤外線カット率90%!」
ものすごくフィルムを貼れば暑くなくなるような気がしますね。
暑さ対策やフィルムの省エネ効果は、太陽の熱エネルギーを遮蔽することから始まります。
太陽の熱エネルギーを100%とすると、その内訳はおおよそ、
紫外線領域 2%
可視光線領域 49%
赤外線領域 49%
となります。
つまり、「赤外線カット率90%」のフィルムは、
赤外線領域49%のうち、90%をカットしますので、49×0.9=約44%
日射熱の遮蔽効果は約44%となります。
赤外線カット率、まぎらわしい表現ですね・・・
決して、業者さんもウソはついてませんよ。
お客様に、高い省エネ効果の印象を与えるための企業や業者の営業手法です。
しかし、国際ウィンドウフィルム協会(IWFA)や、家窓製品評価委員会(NFRC)は、
顧客に誤解を生じさせる「赤外線遮蔽率」という、実際には存在しない指標では無く、
ウィンドウフィルムの性能を正しく評価する際は、
日射熱取得率 や 日射熱除去率を用いるように警告を発しています。
フィルム選びの際は、この「日射熱取得率」「日射熱除去率」を尋ねてみるのもポイントです。
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Posted by シンプロテック at 10:24│Comments(2)
│ひとりごと
この記事へのコメント
素晴らしい
Posted by メー at 2011年04月03日 23:13
メ〜様
ありがとうございます!
赤外線カット率って言葉を使ってる会社、けっこう多いですね・・・
ありがとうございます!
赤外線カット率って言葉を使ってる会社、けっこう多いですね・・・
Posted by しんぷろてっく at 2011年04月04日 01:08
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